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インダクター

従来使用して来たインダクタはパッチンコア(分割型)を使用してきました。詳細は不明なコアですが10Aを越えても十分使用に耐える性能を発揮ました。安価で、巻きやすく、スペーサ自作エポキシ接着など面倒ですが性能的には捨てがたいものがあります。
今回アミドン製 FT-114#61を入手し、巻き方、線数、1.2と0.8mm太さを変えて巻いてみました。FT-114のサイズは外径29*内径19*高さ7.5
InductaTestSampl0.jpg
それぞれのトロイダルコアは左右1線の23g~27g程度。比較したパッチンコアが巨大さがわかると思います。トロイダルコア計算サイトでのデータは6.4uH 9ターン 計算上4.4Aとの事。

ただし、電流が増えるとコアが飽和、発熱し、インダクタンスが減少するのでコア巻線共に発熱してきます。予想は単純に重量が重い1.2mm4線のものと0.8mm8線が良い様に思うけれど8線の捩ったものが最良の結果が得られるかもしれない。

今回のトロイダルコアはパッチンコアより劣るかもしれませんが高さが抑えられる。重量が軽くなる。線長も短くなるので多くの電流が流せる。画像は実際に手持ちの1.2mmポリエステル銅線と0.8mm銅線、線長は約30㎝でのテストサンプル。1.2mmでは4重。0.8mmでは8重巻も可能となったのでテストで比較用する。結果が楽しみ。
P1260196.jpg
上画像はキャンセル巻というらしい。右半分9t 左半分9t。手前の巻始めから巻方向を見ると左側は右ネジの法則と理解されるが右側は左巻き。普通に考えると打ち消されれ、インダクタンスはゼロになると考えられACラインフィルターで使った場合ノイズ成分は相互に打ち消される。
DCDCインダクタとして使用例はあまり見ない。DCDCインダクタとして使用する場合は画像の左右4本共に結線し、反対側も同様に結線する。インダクタンスを測定すると計算値と一致するとの事である。交流電気的には4重巻巻線相当のインダクタンスなると思われる。表面積も多くなり電流量が多く取れ、高い発信周波数に有利な表皮効果にも強くなる。

下記、画像例の安価ななDCDCコンバーターはバイファイラ巻、トリファイラ巻が多い。巻始め、終わりは同じ位置となり、インダクタは片支持となり、ぶらぶらしている。キャンセル巻のメリットは巻き終わりが180度の位置なので基板に寝かせて配置が可能となり、基板高さを抑えられ、しっかり取り付けられる。コア鳴きにも有利かも知れない。


Amazonなどで入手できる150W表示の物
0.8mm3重巻6.5T
SL1001.jpg
サイズは採寸23*5*7でした。相当なオーバースペック動作の様です。市販されている中華製造の殆どはオーバースペック動作、飽和領域での利用の様です。(Zeros氏調査)
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