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10A級昇圧充電基板の製作-9

現用中のLT1270を使った昇圧コンバーターはただいま取り外したままになっています。
dcdc001.jpg
回路はこんなに簡単に済みます。P1170676.jpg
今回、取り外したついでに性能アップを狙っていじっています。といっても昇圧コイルだけですが。製作-6よりさらに向上しましたので最終結果としてのレポートです。 

昇圧コイルは大容量になると磁気飽和や熱損などの問題が出てきます。10Aの壁は結構高くLT1270でも8Aでは最初の製作時は未確認でした。測定方法が10A以上可能となったのと、L値が自作回路上で測定可能になった事で適当に選択していたインダクタ、昇圧コイルが最適値のものをカット&トライが容易に出来るようになりました。

昇圧回路はLT社の推奨回路の通りでインダクタは50uHとなっています。8A50uHは見つからず最初に使用したインダクタは東京デバイス120uH6.7Aと云う物です。データシートを見ると同じコアで50uH10Aというのも有りましたが入手には至っていません。ただし同じコアですから巻き数を減らすだけでいずれ50UHは自作できると思っていました。

しかし5A程度で40Bバッテリは充電可能でしたので放置していました。

今回このインダクタを線径も1.2φと太くして巻きなおしインダクタンス50uHに調製し再測定しました。

予測の通りやはり好結果が出ました。思ってもいなかった10Aをかろうじて達成してしまいました。また、昇圧電圧も上限設定可能値16.0Vが17.0Vと上昇していました。
以下、測定結果です。
LT1270   2014/2/7 
 出力電圧、入力電圧固定コテイ  
東京トウキョウデバイス出力電流 010A   
120uH6.8A入力電圧入力電流出力電圧出力電流効率
1.2φ24Tに変更ヘンコウ    #######
ヤク50uH12.530.1715.850.4591.8%
 12.520.5115.771.3791.8%
 12.520.6115.771.6992.6%
 12.510.7815.772.1492.4%
 12.501.1915.783.2192.1%
 12.491.5615.784.1391.7%
 12.472.0715.795.3191.1%
 12.462.5315.786.3290.4%
 12.452.9015.757.1890.1%
 12.433.3515.738.0889.5%
 12.423.6815.628.8388.8%
 12.423.7715.449.2388.3%
 12.433.4714.7910.0288.4%
    平均ヘイキン91.3%
出力電流9.23A位から負荷をかけても電流が伸びず飽和状態に近くなっているようです。10Aでは急激な電流制限は掛からずなんとか10Aは達成したといっても良いと思われます。(初期設定電圧の15.85から1V降下していますのでブレーキは掛かっています)

発熱は思ったほど上昇せず、室温20℃で画像のヒートシンク(インテル純正478CPU用)半分切断ではすぐに60℃程度まで上昇しました。連続動作ではファンでの冷却は必須です。

寄り道テスト結果でしたがLT1270では誰でも簡単に8Aは達成可能と実証出来たと言えると思います。これにハード的な定電流+定電圧充電回路&FETリレースイッチを付ければ今までの電流制限タイマー、ACCリレー回路は電子化が可能になります。

とりあえずはこれでFETリレー化実験するかも。やみ雲にやってTAKUSAN FETを壊し泣きが入るかも。簡単にいくとは思っていない。

| 10A級DCDC昇圧走行充電 | 22:57 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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